そんな疑問にお答えします。
本記事のテーマ
就職・転職・キャリアップに有利と言われる英語力ですが、「TOEICスコアは何点とればいいの？」という疑問を分かりやすく丁寧に解説します。TOEIC受験する際の目安として参考にしてください。
本記事でわかること
✓「TOEICは就活に意味がない？！」の真相
✓TOEICスコア別の特徴・レベル表
✓就職・転職・キャリアアップに必要なTOEICスコアとは？
✓TOEICの平均点から考える目指すべきスコア
✓TOEIC対策に強いオンライン英会話4選
それでは、早速行ってみましょう！
おすすめのビジネス英語オンライン英会話を目的別ランキング形式で紹介している記事も合わせてご覧ください。
-
-
参考【失敗しない】おすすめのビジネス英語オンライン英会話９選【比較】
続きを見る
目次
TOEICは就活に意味がない？！
TOEICと言えば英語力を測る有名な試験ですが、こんな噂を聞いたことがある人も多いと思います。
それは、「TOEICなんて就活に意味がない！」という噂です。
果たしてこの噂は本当なのでしょうか？
本当だとしたら、「なぜ本当なのでしょうか？」もしくはウソだとしたら「なぜウソなのでしょうか？」
その真意について説明します。
なぜなら、この記事を見ている皆さんはTOEICを活用して就職・転職・キャリアアップを成功させたいと考えている方が多いからです。
この「TOEICなんて就活に意味がない！」に隠された意味をご紹介します。
TOEICは意味がないの理由
「TOEICは意味がない」が本当かどうかと聞かれれば、半分正解で半分不正解です。
その理由は、下記のような理由があるからです。
✓TOEICはテクニックで点数を取ることができる
✓TOEIC高得点でも英語を話せない人がいる
✓TOEIC高得点でも仕事をできない人がいる
１つずつ解説していきます。
TOEICはテクニックで点数を取ることができる
（出典：Amazon）
TOEICには多数のテクニック本が出ているように、純粋な英語力だけでなく試験対策が必要になります。
このテクニックを駆使する事で点数アップすることもできるため、「TOEICは意味がない」と言われることがあるようです。
TOEIC高得点でも英語を話せない人がいる
英語をあまり勉強してない人にTOEIC700点ありますというと
えーすごい英語話せるの？ってなるので
英語話せないけどTOEICは一応700点くらいって答え続けてた。
早く簡単な会話くらいなら話せるよーと自信持って答えられるようになりたい💪
というか今年中にそうなる！— 🐰hani🐰@おなかすいたマン🥦🍜🔤 (@Ohani_English) February 19, 2020
TOEIC高得点なのに、なぜこのような事が起こるのでしょうか？
それは、一般的に有名なTOEICテストはTOEIC（L&R）Listening & Reading Testのことを指してます。
そうなんです。
一般的なTOEICテストは、「Speaking（話す力）」「Writing（書く力）」ではなく、「Listening（聞く力）」「Reading（読む力）」を測るテストになるため英語を話せない人が出てくるんです。
TOEIC高得点でも仕事をできない人がいる
TOEICとはあくまでも英語力を測る試験になります。
当たり前の話ですが、TOEIC高得点だからと言って仕事をできる人ではありません。
そのため、「TOEICは意味がない」＝「TOEIC高得点でも仕事できなきゃ意味がない」と紐づけている人もいるようです。
ここまでの話を見てわかる通り、TOEICとはあくまでも英語力を数値化した試験になります。
ここでまず伝えておきたいのは、TOEICは就職・転職・キャリアアップに有効であるということです。
なぜなら、TOEICは試験を通して英語力を数値化したテストになるため、TOEIC高得点であれば英語力が備わっていることが誰でも判断できるからです。
ですが、ここで１つ注意したいのは、TOEICの点数を上げると同じくらい実用的に使えるレベルまで英語力を上げる必要があるということです。
TOEICで聞く力と読む力を勉強するのであれば、同じようにオンライン英会話などを利用して話す力も鍛えたほうがいいということです。
では、ここまでを理解した上でTOEICは何点持っていれば就職・転職・キャリアアップに有効なのでしょうか？
【結論】就職・転職・キャリアアップに必要なTOEICスコア（点数）！
（出典：「英語活用実態調査【企業・団体／ビジネスパーソン】2019」）
この資料を見て頂く分かる通り、企業・団体が社員や職員に期待するTOEICの平均スコアは535点～690点です。
この点数は部門ごとでも求められるスコアが変わってきますが、１つの指標となることは間違いありません。
あなたが、就職・転職・キャリアアップを目指すのであれば最低でも560点程度は必要となるでしょう。
もし560点以上を持っている人であれば、さらに高得点を狙うことでより条件の良い転職やキャリアップを築けることになると思います。
ではなぜ、企業や団体がTOEICスコアの535点～690点を１つの指標として社員や職員に求めるのでしょうか？
ここからは、TOEICスコア別の特徴を紹介していきます。
【レベル分け】TOEICスコア（点数）別の特徴
ここでは、一般的に有名なTOEIC（L&R）Listening & Readingを基準にお話を進めて行きます。
TOEICとは990点満点のテストです。内訳は、Listening （495点） Reading（495点）のマークシート方式で受験するものですね。
当たり前の話ですが、就職・転職・キャリアアップに必要なTOEICスコアは高ければ高いほど有利です。
ですが、「就職に必要なTOEICスコアって何点なの？」や「履歴書には何点から書いていいの？」など点数に関する不安があると思います。
そこで、点数ごとに目安を見ていきながら就職・転職・キャリアアップに必要なTOEICスコアを確認していきましょう。
TOEICスコア200点台レベル
【通常会話で最低限のコミュニケーションができる】
ゆっくり話してもらうか、繰り返し言い換えをしてもらえれば簡単な会話は理解できる。
身近な会話であれば応答も可能。
語彙・文法・構文ともに不十分な所も多いが、相手が特別な配慮をしてくれる場合には意思疎通をはかることができる。
TOEICの点数が200点台だと、通常会話で最低限のコミュニケーションができるレベルです。
語彙・文法・構文ともに不十分な所が多いため、ビジネスで英語を使う以前のレベルになってしまいます。
このレベルではとても就職・転職・キャリアアップに有効なスコアとは言えません。
200点台のレベルの方は、英語基礎をしっかり身につけることが最優先です。
TOEICスコア400点後半レベル
【日常生活のニーズを充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる】
通常会話であれば要点を理解し応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通は難しい場合もある。
基本的な文法・構文は身に付いており、表現力の不足はあっても自分の意思を伝える語彙力は備えている。
TOEICの点数が400点台後半レベルになると、日常生活のニーズを充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができるレベルです。
このレベルまで来ると、日常英会話ができるレベルです。
ですが、複雑な場面における的確な対応や意思疎通は難しい場合もあるため、ビジネスにおける商談・プレゼンテーション・会議などは理解できない場合も数多くあります。
そのため、このレベルでも就職・転職・キャリアアップに有効なTOEICスコアとは言えません。
TOEICスコア700点前半レベル
【どんな状況でも適切なコミュニケーションができる基礎を備えている】
通常会話は完全に理解でき応答も早い。話題が特定分野にわたっても対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けれる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどでもない。
TOEICの点数が700点前半レベルになると、どんな状況でも適切なコミュニケーションができる基礎を備えているレベルです。
このレベルになると特定分野の話題にも対応できるため、就職・転職・キャリアアップに有効なTOEICスコアと言えるでしょう。
そのため、700点前半のスコア保持者であれば履歴書にも書いて大丈夫ですし、就職・転職・キャリアアップに有効なスコアになり得ます。
TOEICスコア800点後半レベル
【Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる】
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。
ネイティブスピーカーの域には達していないとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
TOEICの点数が800点後半レベルになれば、Non Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベルです。
専門外の分野においても十分な理解とふさわしい表現ができるため、自信を持って履歴書に点数を書いていいスコアです。
800点後半レベルを落とさないためにも、常に英語に触れる環境に身を置きましょう。
【2021年版】TOEICの平均点って何点なの？
| 実施日 | 受験者数 | 平均スコア |
| 2021年7月11日 | 66,502人 | 610点 |
| 2021年6月20日 | 79,770人 | 605点 |
| 2021年5月23日 | 80,577人 | 607点 |
| 2021年4月25日 | 68,686人 | 623点 |
| 2021年3月21日 | 106,773人 | 611点 |
| 2021年2月28日 |
95,873人 | 625点 |
| 平均値 | 83,030人 | 613点 |
（出典：公開テスト 平均スコア スコア分布一覧より）（小数点以下は切り捨てにて表記）
そもそもTOEICの平均点って何点なのでしょうか？
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の資料によれば、2021年の直近6カ月のTOEIC平均スコアは613点です。
TOEICスコア別の特徴を見て頂いて分かる通り、企業・団体が社員や職員に期待するTOEICの平均スコアが535点～690点の理由として、日常英会話レベルから特定分野の話題にも対応できる英語力を求めていることが分かります。
さらに、TOEIC平均点の数値も企業が期待する得点の真ん中ほどに位置することが分かります。
では、この平均点から考える就職・転職・キャリアアップに有効なスコアは何点なのでしょうか？
TOEICの平均点から考える有効なスコア
就職・転職・キャリアアップにTOEICスコアを有効的に活用するのであれば、TOEIC平均点の600点程度を１つの基準として目指してみましょう。
なぜなら、ライバルと差をつけるにはTOEIC平均点である600点を超える必要があるからです。
TOEICスコアが600点以下の人は600点を目指し、600点以上所持している方は、更なる高得点を目指し他者との差別化を図ることに専念しましょう。
【履歴書】TOEICの有効期限はいつまで？
そもそも「TOEICの有効期限は2年」という話を聞いたことがある人もいるかと思いますが、こちらは間違いです。
誤解を招いた経緯として考えられる理由は、TOEICの公式認定証の再発行が試験日から2年間だからだと言えます。
そのため、履歴書には有効期限を気にせずTOEICスコアを記載して頂いて大丈夫です。
ですが、注意点があります。
それは、企業によっては「直近1年以内のスコア」や「直近2年以内のスコア」を求めてくる企業もあることです。
そのため、英語力維持のためにも2年に1度はTOEIC試験を受験しスコアを維持できるようにしましょう。
【効果的】TOEIC対策に強いオンライン英会話4選！
TOEICを使って就職・転職・キャリアアップを目指すなら、オンライン英会話もおすすめです。
なぜなら、一般的に有名なTOEICテストはTOEIC（L&R）Listening & Reading Testのことを指しており、聞く力と読む力を測るテストです。
そのため、TOEICスコアは高いのに英語が話せない人がいるのも事実です。
ですが、就職・転職・キャリアアップで必要な英語は、コミュニケーションを主とした実践的な英語です。
企業や団体が欲しい人材は、実践的な英語を使いビジネスに活かすことが人物なわけですから、オンライン英会話を上手に活用しビジネス英語や話す力を養う事が成功への近道となります。
では、早速TOEICに強いオンライン英会話を紹介していきます。
NativeCamp（ネイティブキャンプ）｜TOIEC600点・800点を目指すなら！
NativeCamp（ネイティブキャンプ）の詳細
| 名前 | NativeCamp（ネイティブキャンプ） |
| 英語コース | 6,480円～ |
| 開講時間 | 24時間 |
| 講師陣 | 多国籍（120ヵ国以上の） |
| 通信環境 | 独自のシステム |
| キャンセル | レッスン開始60分前まで |
ネイティブキャンプには、TOEIC600点と800点を目指すための専用コースが用意されています。
このコースでは、カリキュラムに沿ってリスニング力（聞く力）とリーディング力（読む力）と合わせて、ビジネスでも通用するスピーキング力を学習することができます。
さらにTOEIC対策の教材代込みになっているため、無駄な出費も不要です。
レッスン代も月額料金6,480円で回数無制限のため、とにかく量をこなして英語力を上げたい方向けにおすすめのオンライン英会話です。
ネイティブ講師も多数在籍しているので、ネイティブからも英語を学びたい人にも対応しています。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
-
-
参考【業界最強コスパ】ネイティブキャンプの評判・口コミは？【体験レポ】
続きを見る
今なら7日間無料体験レッスンを利用できます。
＞＞NativeCamp（ネイティブキャンプ） 公式ホームページ
QQ English（QQイングリッシュ）｜【好評】TOEIC特化カリキュラム！
QQ English（QQイングリッシュ）の詳細
| 名前 | QQ English（QQイングリッシュ） |
| 毎日1レッスンコース | 10,648円(1,500ポイント) |
| 開講時間 | 24時間 |
| 講師陣 | フィリピン人 |
| 通信環境 | 独自のシステム |
| キャンセル | レッスン開始12時間前まで無料 |
QQイングリッシュには、100点アップを目指すことを目的に作られたカリキュラムやスピーキング試験対策に特化したカリキュラムが用意されています。
また３つのコースは、それぞれ全40回で構成されており自分の弱点に合わせた対策が可能となっています。
過去2年以内のTOEICスコアが550点以上の方であれば誰でも参加することができるコースになっているため、TOEICスコアの伸びに悩みがある人は試す価値アリです。
もっと詳しい解説を見たい方は、こちらの記事も参考にしてください。
-
-
参考【業界最安水準！】QQイングリッシュの口コミ・評判【体験レポ】
続きを見る
今なら無料体験レッスンを2回利用できます。
産経オンライン英会話Plus｜TOEIC初心者ならココ！
産経オンライン英会話Plusの詳細
| 名前 | 産経オンライン英会話Plus |
| 通常コース | 月額料金4,620円～ |
| 毎日1レッスンコース | 6,380円 |
| 開講時間 | 朝5時から25時まで |
| 講師陣 | 多国籍（ネイティブ・日本人講師も在籍） |
| 通信環境 | Skype |
| キャンセル | レッスン開始60分前まで |
産経オンラインでおすすめしたいのが２つのTOEIC学習方法です。
１つ目は、毎日1レッスンコース（月額6,380円）を活用してTOEICの勉強をする方法で、TOEIC専用教材を購入（3,000円程度）すれば初級者・中級者・上級者どなたでもTOEIC対策を受けることができます。
他のオンライン英会話は、中級者程度の英語力がないと対応していないスクールも多いですが、産経オンラインであれば初心者からTOEICに挑戦することができます。
2つ目は、TOEICのスコアを470点、650点、730点の３つの中から選んで受けることができる3カ月間の短期集中コースです。
3カ月間で190点相当のアップ実績もある集中コース（16,500円 / 月額）となっており、TOEICを短期で伸ばしたい方向けのコースです。
日本人コンサルタントがあなただけの学習プランを作成してくれますので、気になる方はこちらから無料相談会に参加してみてください。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
-
-
参考産経オンライン英会話Plusの口コミ・評判は？無料体験レポート付き
続きを見る
今なら25分の無料体験レッスンを4回利用できます。
EFイングリッシュライブ｜ネイティブにTOEICを習うならココ！
EFイングリッシュライブの詳細
| 名前 | EF ENGLISH LIVE（EFイングリッシュライブ） |
| 通常コース | 月額料金8,910円 |
| 開講時間 | 24時間 |
| 講師陣 | ネイティブ講師 |
| 通信環境 | 専用アプリ |
| キャンセル | レッスン24時間前まで |
EFイングリッシュライブには、TOEIC対策コースが設けられています。
コースではTOEIC対策に特化した1600を超える膨大な量の問題が用意されており、幅広い分野を想定した対策が可能になっています。
さらに、世界各地に約3,000人もの有資格のネイティブ講師からレッスンを受けることができるため、TOEICの勉強も組み込みながらネイティブ英語に触れたい方向けにおすすめです。
その他にもビジネス英語にも対応しているため、より実践的な英語を身につけることができるオンライン英会話スクールです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
-
-
参考EFイングリッシュライブの評判・口コミ・料金は？無料体験レポート付き
続きを見る
今なら7日間の無料体験レッスンを利用できます。
まとめ
今回は、就職・転職・キャリアアップに有効なTOEICスコアについて紹介させて頂きました。
TOEICは現在も非常に人気の高い英語資格の１つです。
なぜなら、多くの企業は英語力を備えた優秀な人材が欲しいからです。
それは、英語力があれば日本だけではなく世界中とビジネスチャンスが生まれる可能性があるためです。
是非、TOEICと実践的な英語力を身につけTOEIC高得点を目指していきましょう。
それでは、ステキな英語ライフを！
