・海外は危険なイメージもあるし不安です。気をつけるポイントも教えてください。
そのような疑問にお答えします。
本記事のテーマ
モロッコのおすすめ観光地や雑貨・食事などについて丁寧に解説します。モロッコ旅行する際の参考にしてください。
それでは、早速行ってみましょう!
女子旅でモロッコへ行くために
- モロッコの特徴について
- モロッコおすすめの観光スポット5選
- モロッコのおすすめ雑貨・食事8選
- モロッコで気をつけること
- まとめ
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モロッコの特徴について
まずは、モロッコについて知ることからはじめましょう。
モロッコは大西洋と地中海に面した北アフリカの国で、ベルベル文化・アラブ文化・ヨーロッパ文化が融合していることで有名です。
ヨーロッパ・アフリカ・アラブをつなぐ交易の十字路として重要な役割を果たしていたため、地域ごとに独特の文化を持った国となっています。
日本からは直行便が就航していないので、ヨーロッパ・中東経由で行くことになるため所要時間は18時間ほどかかります。
所要時間18時間は大変ではありますが、苦労して訪れてもお釣りが返ってくるほど素敵な国です。
宗教はイスラム教で、公用語はベルベル語とアラビア語ですが観光地であれば多少の英語は通じますので安心してください。
ですが、遠く離れたモロッコは日本と違う文化があります。訪れる際は、基本的なマナーと知識を持ち合わせて行くことをおすすめします。※後で詳しく説明します。
次の章でモロッコのおすすめポイントを紹介しながらモロッコの魅力を理解してきましょう♪
モロッコおすすめの観光スポット5選
モロッコには、たくさんの見どころがあるため短期旅行で全部回る事は難しいでしょう。
行きたい場所の優先順位を決めた上で、旅行に費やせる時間を割り振っていけば効率よく旅行することができると思います。
今回は、初心者でも安心して行くことができるおすすめ観光スポットを紹介していきますので、観光スポット選びの参考にしてください。
それでは、行ってみましょう!
モロッコ観光スポット5選
①マラケシュ
②シャウエン
③サハラ砂漠
④フェズ
⑤エッサウィラ
①:マラケシュ
ベルベル語で”神の国”を意味するマラケシュは、モロッコ西部に位置する経済の中心地として現在は栄えていますが、マラケシュの旧市街は世界遺産にも登録されている異国情緒溢れる場所です。
マラケシュは世界中から観光客が集まるスポットになっているため、お土産屋・レストランも充実しています。写真の「ジャマ・エル・フナ広場」には毎日屋台が出ており、お祭りの縁日のようなに雰囲気で活気があり楽しめる場所です。
お土産を買うなら品ぞろえ豊富なマラケシュで買うのがおすすめなので、モロッコ旅の後半に組み込みましょう。
初日にマラケシュだとお土産をたくさん買った状態で他の都市へ移動するも大変だと思います。
②:シャウエン
こんな写真を1度は見たことがあるんではないでしょうか。
シャウエンは、モロッコ北部の小さな小さな町です。建物が青く染められており「おとぎの国」を訪れたような感覚になる幻想的な場所です。
小さな町なので1日で十分観光できる場所です。
シャウエンに行くなら青い街並みを目的として訪れることになると思いますが、もう1つおすすめなのが「ハマム」です。「ハマム」というのは中東やアラブ系の伝統的な公衆浴場のことです。
ローカルなハマムだと100円~200円の間くらいで入れます。オプションで垢すり(300円くらい)もできるので機会があれば試してみてください。看板はアラビア語のため読めませんが、入り口にハマム用の薪が大量に置かれていれば、ハマムの可能性大です。(笑)
シャウエンは山間部にあるため夜間は冷え込みます。夜はハマムに行って身体ポカポカにしてぐっすり眠りましょう。防寒着も忘れないように持っていきましょう。
③:サハラ砂漠(メルズーカ)
サハラ砂漠は世界最大級の砂漠で、アフリカ大陸の3分の1近くを占めておりアメリカ合衆国とほぼ同じ面積です。
サハラ砂漠へのツアー拠点となる町が「メルズーカ」という町です。サハラ砂漠へ行く場合は、「メルズーカ」へ行きましょう。
見渡す限りの砂漠は、今までに経験したことのない感動を体験できると思います。もし時間に余裕があれば1泊2日の砂漠ツアーをおすすめします。朝の砂漠、お昼の砂漠、夜の砂漠の全てを楽しみましょう。
満点の星空と砂漠の静寂は、モロッコ滞在のハイライトになると思います。
④:フェズ
フェズの旧市街でもあるフェズ・エル・バリは世界遺産にも登録されている街です。旧市街には中世マリーン朝の建物が残っており歴史的雰囲気が色濃く残る場所です。
さらに、世界一の迷宮都市と呼ばれるこの街は縦横無尽に広がった通路を一歩間違えると迷子になっちゃいます。迷子には気をつけましょう。
フェズは街歩きだけでも十分楽しめますが、「陶器」と「なめし革」が有名です。なめし革といのうのは革製品のことで沢山の革製品が売っていますので革製品が好きな方は合わせてチェックしときましょう。
⑤:エッサウィラ
マラケシュから日帰りでも行くことができる港町「エッサウィラ」は旧市街が世界遺産にも登録されている港町です。町自体もこじんまりとしており歩いて見て回る事ができるおすすめの場所です。
町の雰囲気も良く、沖縄のようなゆったりとした時間が流れていて、新鮮な魚が毎日水揚げされているのでお魚市場へ向かえば新鮮な魚をその場で調理してくれます。
滞在日数に余裕がある場合は、マラケシュから日帰りでエッサウィラに行くのもおすすめです。
モロッコのおすすめ雑貨・食事8選
モロッコのおすすめポイントといえばインスタ映えが街中に溢れているところです。街並みも美しいですが雑貨が特に可愛いいので、女子たちはキュンキュンすること間違いないしだと思います。
まずは、モロッコ定番のおすすめ雑貨をご紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
①:モロッコの陶器(フェズ)
モロッコの陶器には「フェズ」と「サフィ」の2大産地がありますが、僕のおすすめは「フェズ」です。前述で紹介した世界一の迷路都市フェズで作られています。
このカラフルな柄が可愛いすぎて、自分へのお土産に買いましたが、今でもお気に入りとして愛用しています。
僕の場合はモロッコから、船便で送りましたが無事に到着しました。
しかし、友人は全部割れていたそうだったので船便だと割れる可能性もあると思います。
確実に持って帰るには、スーツケース等に入れて持って帰るのがいいんでしょうが、陶器は重たいのでスーツケースで持って帰る時には購入物を選定する必要がありそうです。
②:バブーシュ
バブーシュもモロッコを代表するおすすめアイテムですね。
カラーバリエーション・形・生地・サイズと様々な種類が取り揃えてあります。友人へのお土産にも喜ばれるアイテムだと思います。
友人はテンション上がりすぎて20足近く購入していましたが買いすぎには注意が必要です。
③:モロッコの布
こちらもカラフルで胸キュンな布がたくさんあります。
大きい布であれば床に敷く用の布やソファに掛ける用の布、小さな布ならストール系にブランケットなど幅広い商品ラインナップです。
モロッコは観光スポットも沢山ありますが、お土産屋を回るだけでも楽しい国です。訪れた際には、お土産を買う時間も多めに取っておいた方がいいと思います。
ということで、おすすめ雑貨の次にご紹介するのは「お食事」です。
旅行するときの楽しみの1つでもある「食事」ですが、モロッコの「おすす食事」といえばこちらです。
1つずつみていきましょう。
④:タジン鍋
そうなんです。知らない人も多いいんですが、タジン鍋はモロッコ料理です。
円錐形の形をした独特な土鍋で出てくる料理です。中身は世界最小のパスタでもある「クスクス」やお肉やお野菜を蒸した料理が一般的です。どのお店にもタジン鍋の料理は置いてあるので、色んなメニューを挑戦してみましょう。
⑤:ハリラ
モロッコの伝統的なスープ料理が「ハリラ」です。
ヒヨコマメやレンズマメが入ったスープが一般的で、お店によって色んな味付けがあるようですが優しくてホッとする味です。
レストランではなく、その辺の屋台でも出してくれるので小腹が空いた時やレストランに行く前にモロッコの伝統的なスープを飲んでみて下さい。
⑥:ミントティー
モロッコの国民的な飲み物でもある「ミントティー」
大量のミントと大量の砂糖を入れた甘いミントティーが特徴です。
これを日本で飲んだら「甘っつ!」と言ってしまいそうな甘さなんですが、不思議とモロッコで飲むと美味しいんです。
地元民が通うローカルなカフェで飲むのもおすすめです。
⑦:オレンジジュース
モロッコのオレンジジュースは生オレンジを絞りたてで飲みます。
このオレンジジュースが、暑いモロッコでは激ウマで1日最低2杯は飲みたくなるほど美味しいオレンジジュースです。
広場の屋台で出してくれるので、マラケシュを訪れたら必ず飲んで欲しい一品です。
⑧:アボガドシェイク
アボガドをシェイク?と思われるかもしれませんが、ビックリするくらい美味しいです。
レシピはシンプルに、アボガド・牛乳・砂糖・氷をミキサーで回して作るんですが、1杯飲んだら病みつきになる一品です。
屋台などには売っておらず、ローカルカフェなどで飲むことができます。
なかなか取り扱っていないお店もあるので、見つけた際には必ず飲んでみましょう♪
ココまでで、モロッコの観光スポットやおすすめ雑貨・食事を紹介してきましたが、「郷に入っては郷に従え」という言葉があるようにモロッコ旅行するのであれば、モロッコの最低限の知識やマナーは把握しておくべきです。
次章は、モロッコで気をつけるポイントをご紹介していきます。
モロッコで気をつけるポイント
モロッコで気をつけるポイントは、以下のポイントです。必ず気をつけるようにしましょう。
詳しく解説していきましょう。
肌の露出を避ける
日本人からすると馴染みのない事かもしれませんが、モロッコはイスラム教(ムスリム)のため肌の露出はNGです。
もちろんツーリストであるため厳格に処罰されることはないと思いますが、足や肩が出るような服装は控えた方が無難です。スカートではなくズボンを履きストールを巻いたりして対策するようにしましょう。
ツアーに参加する
ここは、賛否両論あるかと思いますが無難にツアーに参加しましょう。旅慣れしている方であればいいかもしれませんが、ほとんどの方が旅慣れしていないと思います。多少料金が高くてもお金で安全が買えれば安いもんです。
お金は後からいくらでも稼げますが、多少のお金をケチって危ない目にあうのはリスクが高いと思います。
ナンパに気をつける
これも結構ある話なんですが、日本人は海外でモテます。小綺麗にしていてニコニコしている日本人は海外の男性ウケが非常に高いです。
海外旅行するとテンション上がって浮かれてしまうことも多いと思います。そんな時に、アラブ系の彫が深いイケメンが言い寄ってくる...
悪くないシチュエーションだと思うんですが、ナンパには気をつけた方がいいと思います。
「日本人はお金を持っている」とも思われているので、事件に巻き込まれるケースも考えられます。お金を要求されるだけならまだいいですが、クレジットカードやパスポートなどを取られてしまったら、せっかくの旅行が台無しになってしまいますよね。
とはいえ、この辺は個人責任でリスクを理解した上で楽しむ分には自由にしたらいいと思います。
スリ、盗難に気をつける
短期旅行者が最も被害を受けるのがスリ・盗難だと思います。
平和な日本に住んでいると、この辺の危機管理能力が低くなってしまいます。日本に住んでいる分にはいいんですが海外へ行くときには気をつけましょう。
手口は様々です。右方向から話しかけて(注意を引き)左側にいる別の仲間がスリをする。のようなチームプレイでスリをしてくる輩が大勢います。
一番の安全策は、肌身離さず携帯することです。
もっと言えば、チャック式で施錠できる頑丈なショルダー式バックやリュックを前から背負うのば一番いいと思います。
くれぐれもブランド品を身に付けないようにしましょう。ブランド品を身に付けることは、「私お金持ってます」とタスキを掛けているようなものです。
スリや盗難を企てようとする輩は、ガードが甘い人をターゲットにする傾向が高いので「私はガード堅いわよ」と見せつけておけばリスク軽減できます。
まとめ
色々と書いてきましたが、しっかり旅の準備をおこなえばモロッコは十分に楽しむことができる国です。
比較的行きやすい「アジア」や「ヨーロッパ」とはひと味違った旅になると思います。
最低でも1週間程度のまとまった休みが手に入るようなら、今度の旅行先をモロッコにしてみてはいかがでしょうか。
ステキなモロッコトリップを!