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【世界一周費用】いくらかかるの?世界一周60ヵ国の経験者が語る!

 

悩みネコ
世界一周するのに、費用って一体いくらかかるの?世界一周してみたいけど、費用がどれくらいかかるか分からないので内訳やアドバイスを教えて下さい。

 

そんな疑問にお答えします。

 

本記事のテーマ

世界一周に必要な費用を丁寧に解説します。具体的な内訳や必要なコストをもとに貯金や準備を進める参考にしてください。

 

【読者の皆様へ】この記事を読んで頂くと、世界一周の全貌が明らかになります。1つずつ紐解いていくことで、世界一周に必要なリアルな金額が分かると思います。
えいごっぷ

 

5年半かけて世界一周60ヵ国を周った経験をもとに分かりやすく説明しますので、世界一周の参考になれば憂いしいです。
えいごっぷ

 

それでは、早速行ってみましょう!

 

本記事の内容

  • 世界一周費用はいくら?
  • 世界一周旅行中の費用内訳は?
  • まとめ

 

 

世界一周費用はいくら?

 

僕が世界一周した際に使用した金額は1年間で150万円程度です。

この金額は、世界一周しているバックパッカーたちの中ではアベレージよりも若干高い金額だと思います。150万の金額を「もっと節約できるか?」と聞かれれば「十分に節約できる」と答えます。なので、切り詰めての旅というよりは、基本は節約するけど使う所は使う。というスタイルで旅をしていました。

お土産も買うし、現地ツアーにも参加する。ヨーロッパも滞在MAXの90日間近く周遊していました。そのためアベレージよりも若干高い金額になったと思います。

 

では、実際に世界一周費用の内訳は何があるのかご紹介していきます。

 

世界一周費用(準備編)にかかる内訳

 

世界一周を計画し実行するには、しっかりとした準備が必要となります。まずは、最低限必要な4つの費用を見て行きましょう

 

✓パスポート 11,000円~16,000円(5年で11,000円、10年で16,000円)
✓バックパック 15,000円~40,000円(容量やブランドによって料金の幅があります。)
✓予防接種 40,000円程度(黄熱病:15,000円、A型肝炎:16,000円、破傷風:6,000円)
✓海外旅行保険 200,000円(補償内容により金額の幅があります。)

 

ここまでで、266,000円~296,000円ほどです

 

✓パスポートについて

パスポートは10年にしましょう。差額6,000円で10年使える方がお得です。

 

✓バックパックについて

バックパックは旅をしている時の「お家」です。この中に全てのものを詰め込むため丈夫で使い勝手が良いものにしましょう。安いバックパックは、肩の部分が食い込んだでり機能性が悪かったりするものもあるので、店頭で実物をみてから購入しましょう

 

✓予防接種について

予防接種は、海外摂取すれば安いものもあるので海外で接種してもいいと思います。僕もタイのスネークファームで黄熱病ワクチンを接種しました。でも、海外で摂取するのは怖い!という方もいるかと思うので、そういう方は日本で接種しましょう

また個人的にはB型肝炎は不要かと思ってますが心配な人は接種して下さいね。あと、狂犬病ワクチンに関しても不要かと思ってます。というのも狂犬病ワクチンを接種していたとしても、犬に嚙まれたら当日と3日後に予防接種受けないとダメだし、予防接種受けるにしても4週間間隔で2回接種し、さらに6カ月後から12か月後に3回目接種しないと効果が得られないのは予防接種するだけでも大変だと思うからです。

 

とはいえ、リスクヘッジする意味でも予防接種は受けておきましょう。予防接種をケチって命に関わる状況には陥りたくありませんからね。※摂取する際は自己責任でお願いします。

詳しくは、厚生労働省のホームページも見て事前情報を確認するのがおすすめです。

厚生労働省ホームページ

 

 

✓海外旅行保険について

万が一のことを考えた場合、海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。実際にカンボジアでデング熱にかかってしまい治療費に50万払った人もいました。(海外旅行保険に入っていなかったので全額自腹だったそうです)ですが、クレジットカードに付いている付帯を上手く利用すれば、最低限の海外旅行保険でも済むのでお手持ちのクレジットカードについてる海外旅行保険を確認しましょう

万が一のことを考えれば、海外旅行保険には入っておいた方がいいのですが費用が高いんですよね。そこで、クレジットカードに付いている海外旅行保険を上手く活用すれば費用がかかるず海外旅行保険を付けることができます。

こちらの、【海外旅行・世界一周】に便利でおすすめなクレジットカード厳選5選で詳しく解説しているのでクレジットカードを上手く活用し海外旅行保険の費用は抑えましょう。

 

 

世界一周費用(プチ準備編)にかかる内訳

 

プチ準備編では、人によって必要なのか不要なのか大きく変わってくると思いますが、一番使い慣れたアイテムを持っていくのがいいと思います。

 

✓ノートPC 30,000円~120,000円(使い慣れたパソコンが一番です)
✓カメラ 30,000円~600,000円(おすすめはミラーレス一眼レフ)
✓スマートフォン 30,000円~100,000円(使い慣れた機種が一番です)
✓サブバック 10,000円~20,000円(機能性重視で選ぶのがおすすめです)

 

プチ準備で必要な金額は、100,000円~840,000円ほどです。

この辺りは、こだわりや大事にしたいポイントによって掛かってくる費用が大きく異なってくると思います。

 

✓ノートPC

ノートPCは何かと便利です。写真データのバックアップ、動画・映画の視聴、調べもの、ブログを書いたりなど多岐に渡ります。使い慣れたパソコンを持っていきましょう。

 

✓カメラ

スマートフォンの性能も上がってはいますが、やはり一眼レフで写真を残してほしいなと思います。ミラーレスじゃないと重いので、ミラーレスがおすすめです。僕はキャノンの一眼レフ持っていきましたが、一眼レフは大きくて重いので煩わしく思う事もありました。

合わせて、水中でも撮影可能なGoproもおすすめです。海でや川でも写真を撮りたい人や動画撮影したい人にはおすすめ商品です。

 

✓スマートフォン

スマートフォンは使い慣れた機種が一番です。Wi-fiなくても地図やCurrency(通貨レート)チェックしたり、写真撮影や漫画見たりと何かと重宝します。

ですが、スマートフォン(特にI Phone)は高価なためスリには十分注意しましょう。

 

✓サブバック

街歩きなどに使用する20ℓ前後のバックをサブバックとして使用するのをおすすめします。バックパックには衣類や生活品が沢山詰め込まれているので、パソコンやカメラなど取り扱いに注意が必要なものを入れるといいと思います。

本当は、もう1つサブバックのサブバックとして、ハイキングする時や身軽に街歩きする用の小さなバックがあると1番いいと思います。

 

世界一周を実行する上で、大きく費用がかかってくる項目は上記の項目です。また今回は、細かな費用は省略しています。(生活用品や便利グッズなど)

別で費用が発生する高額なものは、住民税・年金・健康保険料です。住民票を抜く場合には、税金関係の支払が必要となるので注意が必要です。

 

さて、次は世界一周で発生する費用の内訳を解説していきます。

 

まだ、こちらの記事を見ていない方は合わせてご覧ください。

参考【世界一周経験者】が語るおすすめ旅行先ランキングベスト10

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世界一周旅行中の費用内訳は?

 

世界一周中に発生する出費は大きく5つですが、特に費用割合を多く含むのが「宿泊費」「移動費」「食費」の3つです

世界一周中の出費

✓宿泊費

✓移動費

✓食費

✓娯楽費

✓その他

 

1つずつ見て行きましょう。

 

✓宿泊費

 

宿泊費は世界一周費用の中でも、大きく割合を占める費用になります。全体費用のおよそ25%程度の割合がかかると思っていた方がいいと思います。そのため、出来る限り節約したい費用の1つでもあります。

1番簡単に費用を節約する方法は、格安ホテルに宿泊することです。格安ホテルといっても1,000円前後で快適に過ごせるホテルは沢山ありますのでホテルの口コミと価格をしっかりチェックして予約しましょう。

 

おすすめの宿泊予約サイトは、booking.comAgodaなどが有名で使い勝手がいいと思います。予約する際は、口コミ評価と口コミ数をチェックしましょう。ドミトリー(相部屋)を利用すれば他の宿泊者から行った先の情報を入手することも出来ます。上手く活用していきましょう。

 

 

✓移動費

 

移動費も宿泊費同様に大きく割合を占める費用となり、全体費用のおよそ25%程度の割合がかかると思っていた方がいいと思います。そのため、出来る限り節約したい費用の1つです。

とはいえ移動費の節約には限度があります。そんな移動費を出来る限り安く抑えたい場合に重宝するのが、飛行機の検索予約サイトSkyscannerです。Skyscannerは一番安い金額を提案してくれるので必ずチェックするようにしてください。

また、飛行機チケット予約の大原則は「早めに予約する」です。予約しよう予約しようと思っていたら金額が一気に上がってしまった...なんて経験している旅人は大勢います。(僕も何度も失敗しました。)次の目的地を早め早めに決めるのは大変ではありますが、「出来る限り早めに予約する」は頭の片隅に入れておいた方がいいと思います。

 

 

✓食費

 

こちらも費用割合は高く、全体費用のおよそ25%程度の割合がかかると思っていた方がいいと思います。朝昼晩の3食はもちろんのことですが、間食代やお酒代なんかも含むと費用を圧迫してしまいます。

食費を節約するポイントは、自炊です。比較的物価が安いアジアではローカルレストランに行く方が安く収まりますが、ヨーロッパなどの物価が高い国では自炊して食費を抑えるのがおすすめです。

醤油は全世界で購入できる可能性が高いですが、「ほんだし」は手に入る可能性が低いので持参していくといいと思います。必ず日本食が恋しくなると思うので、日本オリジナルの出汁や味噌・醤油(拘りのものがあれば)などは持っていくことをおすすめします。海外で買うと日本の倍以上の値段になることがあるので気をつけましょう

とはいえ、旅の楽しみの1つでもある「食事」をあまりにケチってしまうと、旅の満足度が落ちてしまう可能性があります。

この辺りは、自分へのご褒美を与えつつバランスをとって最大限旅を楽しみましょう!

 

 

✓娯楽費

 

娯楽費は文字通り娯楽の費用です。お土産代・ツアー代・入場料などです。

物欲高めの人はなら、お土産代が膨らむでしょうし、行先ならではのアクティビティを楽しみたい人ならツアー代が膨らむでしょうし、博物館や遺跡などをめぐりたい人であれば入場料などが膨らむことになると思います。

 

なので娯楽費は、使おうと思えば青天井で使えてしまいます。ですが、そんな湯水のようにお金が湧いてくることはないかと思うので、「ココだけは行きたい!」とか「このアクティビティは絶対にやりたい!」みたいな優先事項を決めておいた方がいいかもしれません

僕の場合で言えば、「オーロラを見たい」「アフリカでサファリをしたい」「ボリビアのウユニ塩湖は行きたい」「サルヴァドールでカーニバルに参加したい」みたいな行く前から行きたい場所ややりたい事を考えていたので、その部分は優先事項高めに設定して予算を残しておきました

また、旅をしていると行く先々で色んな旅人とも出会います。そんな旅人から行って良かった場所の情報をゲットすると、行きたい場所がドンドン増えていくことになります。なので貯金は出来る限り多く持っていた方が選択肢が増えるので、頑張ってお金を貯めておきましょう!

 

 

まとめ

世界一周にかかる費用は、「世界一周準備費」「世界一周旅行費」の2つに分かれます。

費用の大枠が分かれば貯金するのにもイメージ湧きやすいかと思うので、頑張ってお金を貯めましょう

 

一般的には、世界一周旅行の費用は1年間で150万~200万程度と言われていますが、間違っていないと思います

ですが、物価の安い国に滞在すれば費用は安くなるし、物価他の高い国に長く滞在すれば費用は高くなります。この辺りは滞在するルートや滞在するスケジュールによって大きく変動する可能性がある事は考慮する必要があります。

また、費用算出には為替レートの影響も受けますので、あくまでも目安の金額として考えておくのがいいと思います。

 

僕自身、1年間の旅行計画でしたがアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカで1年間を費やし貯金も底を尽きてしまいした。結果、南アフリカからオーストラリアへ渡りワーキングホリデーを利用して南米・中米・北米のお金稼ぎに出ることになりました。

その事を考えると、多くのお金を持っていれば節約もせずに行きたい所に行くことができ、お金の事を気にせずに使う事ができるのは非常に強いと思います。

 

もしこの記事を見ている人が、大学生や社会人の方であればブログ運営をして収入を得れる仕組みを作っておくことをおすすめします。僕が今から旅に出る準備をするなら間違いなくブログを開設し収入化を目指すと思います

 

なぜなら仕事を辞めて収入が断たれた状態で旅に出ると、お金は減る一方です。少しでもお金を稼ぎながら旅ができたらいいですよね。

 

みなさんの世界一周が最高の旅になる事を祈ってます!

 

 

長期旅行・世界一周する方向けに、耳より情報をまとめていますので気になる記事あればご覧ください。

 

 

 

 

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