こんな疑問にお答えします。
本記事のテーマ
長期の海外旅行で本当に必要はアイテムを分かりやすく丁寧に解説します。長期の海外旅行やワーホリ・留学へ行く際の参考にしてください。
それでは、早速行って見ましょう!
本記事の内容
- 長期の海外旅行へ持っていくべきアイテム
- まとめ
目次
長期の海外旅行へ持っていくべきアイテム
長期の海外旅行へ持っていくべきアイテムって結構悩む方も多いと思います。
バックパックの中に入る量には限界があるため、「何を選んで」「何を置いていくか」というジレンマに陥ってしまいます。
ですが、旅を長く続ければ続けるほど必要なアイテムというのは削ぎ落とされていき、自分流の旅アイテムが確立されていくはずです。
今からご紹介するアイテムを参考にして皆さん流の旅アイテムを確立していってください。
メインバック
そもそもメインのバックを「ソフトキャリーケース」でいくのか「バックパック」でいくのか好みが出てくると思いますが、僕は断然「ソフトキャリーケース派」です。
僕が旅をしている時のソフトキャリーケース総重量は20kg弱でした。普通の長期旅行者だと15kg〜20kg程度だと思うんですが、15kg〜20kgの荷物を担いで旅するとか大変じゃないですか?
そもそもメインのバックパックを移動する場面というのは、拠点を変えるときです。
○○という街から□□という街へ移動したり、△△という国から××という国へ移動する場合にメインバックを移動します。
60カ国移動した経験からいくと、大きな都市や国を移動する時というのは概ねインフラが整備されています。もちろん整備されていない国もありますが整備されている場所が圧倒的に多いです。
そうなると、ソフトキャリーケースでほとんどの場所をコロコロ転がしていくことができるので、わざわざ重いバックパックを担いで移動するのは大変だと感じます。
ただソフトキャリーケースを選ぶ上で気をつけるポイントとしては、コロコロの部分が丈夫な商品を選ぶことです。このポイントを間違えてしまうと痛い目に遭うので注意が必要です。
ソフトキャリーケースのコロコロの部分は、車でいうエンジン部分なのでここが壊れてしまうと動かなくなってしまいます。
旅をしていた時にも、コロコロのスーツケースで旅をしていて人が旅中にコロコロ部分が壊れてしまい、スーツケースを買い替えるまで、ずっと引きずって移動していて大変そうでした。
ホイル部分が大きく丈夫で壊れなさそうなバックを選ぶようにしましょう。
サブバック
サブバックの使い方は、主に電子機器や頻繁に取り出すアイテム入れになると思います。
メインバックは宿で使うアイテム(衣類・薬・洗面用具)など頻繁に取り出す必要がないアイテムをパッキングするためのバックになりますが、サブバックは飛行機・バスなどの移動中にメインバックに入れないアイテムを入れるバックです。
もしメインバックをソフトキャリーケース(コロコロ)にする場合は、両手が空くタイプのリュック式サブバックがいいと思います。
身体のサイズや好みのメーカーもあると思うので、実際に背負ってみて肩からズレ落ちないバックにしましょう。
僕は、サブバックにパソコン・カメラ・タブレットなどの電子機器を入れており、万が一強盗に出遭ったらメインバックを置き去りにしてサブバックだけ持って逃げるつもりで荷物のパッキングしてました。
電子機器(特に写真などのデータ)は盗まれてしまうと、お金では買えないものになるため出来る限り小回りが利くバックの中に入れて持ち運ぶようにしていました。
街歩き用バック
メインバックとサブバックに続き、街歩き用バックがあると楽だと思います。出来るだけコンパクトで使い慣れた肩から掛けるタイプでいいと思います。
財布や携帯をポケットに入れるとスリに遭う可能性も高くなるので、肩掛けバックに入れて前から掛けておくとスリに遭う確率も減ります。
街歩き用バックは無ければなくても大丈夫なんですが、サブバックを持ち出して街歩きするにはバックも大きく荷物も重いので、お手軽感がありません。
その点、肩から掛ける用のタイプであれば街歩きの際にサクッと取り出して持ち運べるので、気になる方は用意してみてはいかがでしょうか。
注意点としては、肩からかける紐は細いと切られたりバイク越しに引っ張られたりする可能性もあるので、出来るだけピチッとした紐が太いタイプの肩掛け用がおすすめです。
クレジットカード
やっぱりクレジットカードは必須アイテムです。そもそもクレジットカードを持っていかないと、旅資金を全て現金で持ち歩く必要がありますしね。
(このご時世、トラベラーズチェックしている人なんて見たことありません。)
クレジットカードは、飛行機チケットの手配、ホテルの予約、レストランでの支払いなどお得に便利に使える優れものです。
また、世界一周旅行や長期海外旅行でクレジットカードを選ぶポイントは、「ポイント還元率」と「海外旅行保険の内容」です。
特に海外旅行保険は、普通に加入すると1ヶ月1万円くらいの費用がかかってきます(補償内容によって料金は変動します)が、クレジットカードの付帯で付いている海外旅行保険を上手く活用すれば3枚のクレジットカードで9ヶ月間海外旅行保険に加入した状態で旅をすることもできるのでお得です。
こちらの、【海外旅行・世界一周】に便利でおすすめなクレジットカード厳選5選で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
パスポート
そもそもパスポート持っていなかったら海外へ出国できません。
僕の知人の話ですが、友人が日本からオーストラリアへ遊びに来ようと思い航空券も手配し空港へ行ったもののパスポートを申請し忘れており日本を出国できなかった。という漫画に出て来そうな話を聞いたことがあります。
海外へいく場合は、パスポートを必ず用意しましょう。
また国によっては、パスポートの残存期間が6ヶ月以上残っていないと入国できない国もあります。1度自身が持っているパスポートの残存期間を確認し必要であれば再取得しましょう。
パソコン
パソコンあると便利です。データのバックアップ、調べ物、ファイルのダウンロード、ブログ作成、映画鑑賞など娯楽利用にもデータ管理にも使えるアイテムです。
持っていくパソコンは使い慣れたパソコンが1番だと思いますが、できる限り軽いパソコンがいいと思います。
動画編集などする場合はスペック高めのパソコンになるため重めのパソコンになりがちですが、移動する際に荷物が重いと大変なのでこだわりが無ければ軽めのパソコンがおすすめです。
パソコンが重いと移動するときにテンション下がりますので、「パソコンは軽い方がいい」は頭の片隅に入れておいてください。
カメラ
カメラは出来ればミラーレスの一眼レフを持っていくといいと思います。
僕は、キャノンの一眼レフを持っていきましたが、今度世界一周するならSonyのαシリーズを買って持っていくと思います。やっぱりキャノンの一眼レフはレンズとボディの事を考えると重いんですよね。
その点、Sonyのαシリーズは軽くてかさばらない上にスペックも高いので旅向きだと思います。
もちろんスマートフォンのカメラ機能は向上していますが一眼レフで写真を撮影した経験でいくと一眼レフの機能にはまだまだ及ばないですし、いい写真残すなら一眼レフかと思います。
スマートフォン
日常生活でも仕事でもスマートフォンを使っている方は多いと思います。
iPhoneでもandroidでも使い慣れたスマートフォンを持っていきましょう。スマートフォンがあれば「現地通貨のレート」「地図」「地球の歩き方(PDFデータ)」「電話」「暗闇のライト」「音楽」「動画」など使う機会は頻繁に訪れます。
僕は上記のような使い方以外にも、ふと感じた事をメモに残したり、現地の音楽をボイスレコーダーで録音したりと、色んな使い方をしていました。
注意ポイントとしては、スマートフォンは高価なため盗まれないように気をつけることです。出来るだけポケットには入れず小さな肩掛けバックなどに入れておく方がいいと思います。
盗まれた後に購入するのも面倒ですし、海外旅行保険の携行品損害の申請なども面倒なので盗られないのが1番です。
タブレット
ノート型パソコンとスマートフォンがあれば、「タブレット」は不要な人がほとんどかもしれませんが、僕はかなり重宝しました。
長距離バス移動や飛行機の時に使う機会が多かったんですが、パソコンだと大きくて重く、スマートフォンだと画面が小さいため、映画・地球の歩き方・漫画などを見る時に便利なアイテムです。
旅の荷物は出来る限り減らすべきだと思いますが、タブレットはおすすめです。
参考書などのデータを入れておけば、英語学習・スペイン語学習なども出来るので時間を有効活用することができると思います。
ジップロック
ジップロックは、めちゃくちゃ便利なので必ず持っていきましょう。
ジップロックはなんでも簡単収納してくれる優れものです。「調味料」「歯ブラシグッズ」「貴重品入れの中の現金(濡れたり破れたいしないように)」「クレジットカード」「石鹸」「洗濯用粉洗剤」など収納しておくと便利です。
出来れば100均などで売っている物ではなく、ジップロックがおすすめです。色々使いましたが1番丈夫で長持ちします。
また、サイズもMサイズとLサイズの2サイズ持っていくと使用用途の幅が増えてさらに便利だと思います。
海外では売っていない国もあるので日本で準備していくのがいいと思います。
石鹸を入れるネット
このアイテムもかなり重宝しました。
長期旅行になると「シャンプー」「リンス」「ボディソープ」が無くなれば海外で購入することになりますが、ボトルだと収納スペースの場所を取るため出来るだけボトル系は持ち運びたくないんですよね。
稀に漏れたりするとバックの中はいい香りになりますが、拭いたりするのが非常に面倒です。そこで活躍してくれるのが石鹸を入れるネットです。
石鹸は世界中どこでも売ってますが、石鹸を入れるネットは日本以外で見たことありませんでした。
僕は男性なのでリンスは持っていきませんでしたが、シャンプーは小さいボトルにし、ボディソープの代わりに石鹸を使用していました。
これで、収納スペースが広くなります。さらに、先程紹介したジップロックに入れておけばお風呂場に持ち運ぶ時も便利です。100均製品で問題ないかと思うので持っていくのをおすすめします。
荷物用ワイヤー
長期旅行していると、荷物の管理をどうするのか悩みますよね。
宿泊するホテルは、1,000円前後の安宿に泊まることが多くなるためドミトリー(共同部屋)になることも多くなります。
そうなると知らない人と同じ部屋になるため荷物を盗られないか?と不安になることも出てくると思います。そんな時は荷物をベットにワイヤーで固定しておきましょう。
上記のような細いワイヤーで大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、ワイヤーをカットするペンチなどを持っているようなガチの泥棒であれば、どんなに太いワイヤーを用意していてもカッターナイフなどでバックを切り裂いて中身を奪うでしょう。
そこまでいくと、運が悪かったと諦める方がいいと思います。
面倒かもしれませんが、荷物から離れる時には施錠し外出する時はワイヤーロックを使ってベットに固定しておけば、ほとんど被害に遭う事はないかと思います。
また長距離バスや電車の中でも夜寝る時は、サブバックとバスの荷物入れる網などにワイヤーを固定して寝ていました。
長距離バスや電車の中でも寝ている時に荷物を盗られることもあるので、ワイヤーがあれば安心して眠れます。僕は2本持って行ってましたが、1本よりも2本ある方が使う機会も多いので便利です。
折り畳み式バケツ
旅をしていると洗濯物は自分で洗って自分で干す必要があります。そんな時に必要なアイテムが折り畳み式のバケツです。
宿泊する宿に洗面台や桶などの洗濯できるスペースやアイテムがあればお借りして洗濯できますが置いていない宿も多いです。
また、つけ置きしときたい時にも自前の洗濯用バケツがあれば便利です。
できるだけ、「薄くて」「かさばらす」「丈夫」な折り畳み式バケツを選ぶといいと思います。
ビーチサンダル
ビーチサンダルは、使い勝手抜群です。履きなれたビーチサンダルを持っていきましょう。
ちょっとした街歩き、買い物、ビーチ、宿のお風呂場、ホテルでのスリッパなど使う機会は頻繁に訪れます。
もし履きなれたビーチサンダルを持っていない人は、Havaianas(ハワイアナス)がおすすめです。ブラジル生まれのビーチサンダルなんですが、非常に丈夫で壊れにくく長持ちしてくれますよ。
ビーチサンダルを履いていると、後ろの人から踵部分を踏まれて鼻緒が取れたりすることあるんですが、ハワイアナスは丈夫なため踏まれても壊れることなく履けることが多いです。
あとは、KEEN(キーン)のサンダルなんかもアウトドアでも活躍するしおすすめです。
寝袋
寝袋に関しては、行く国や旅スタイルによって必要なのか不要なのか分かれてきます。ですが、南米を訪れる予定の人は持っていくことをおすすめします。
なぜなら、南米の長距離バスは冷房ガンガンで凍えそうに寒いからです。厚着で乗り切ってもいいですが、寝袋をブランケット代わりに使用するのが一番楽かと思います。
それ以外にも、宿のベットが汚かったり、1泊2日の山登りや砂漠ツアーなど寒い所を訪れることが多い場合は持っていくのをおすすめします。
ですがデメリットとしては、コンパクトな寝袋でも収納スペースをある程度確保する必要があります。ですので自分の旅スタイルや訪れる場所を考えた上で必要であれば用意しておくと多いと思います。
ウルトラダウンジャケット(ユニクロ)
日本人旅人がウルトラダウンジャケットを持っている確率は非常に高いです。(笑)
それくらい機能性・コスト・コンパクトを考えた上で、長期旅行向きなアイテムなんだと思います。
ダウンジャケットにも関わらずコンパクトに収まるため、街歩き中にサブバックへ入れておけば肌寒い時にもすぐ取り出せます。こだわりのダウンジャケットが無い方は、ユニクロのウルトラダウンジャケット一択で決まりだと思います。
押すだけベープ
寝ている時の蚊ほど厄介なものはいません。あの1匹に睡眠時間を削られるくらいなら「押すだけベープ」をワンプッシュして寝ましょう。
アマゾンで使用した時も、効果抜群で大量の蚊が死んでいました。世界中で使いましたが、世界中の蚊に効果あったのでおすすめの商品です。
特にマラリアの可能性がある国では「押すだけベープ」に頼りっきりでした。
こんなに蚊に効く商品は海外に売っていないと思うので、日本で買っていきましょう。
電源変換プラグ
電源プラグの形は国によって様々な形状をしています。そのため変換プラグを持っていかないと充電することができません。
安くてコンパクトなサイズであれば何でもいいと思います。
また、最近の電子機器は変圧器がなくても各国の電圧に対応している商品が多いので変圧器は要らないと思います。5年半の旅中に1度も変圧器が必要になった状況はありませんでした。
速乾タオル
速乾タオルの魅力はなんといっても「薄く」「軽く」「すぐ乾く」ことです。
長期旅行では出来るだけ荷物量を減らしたいですし、重い物を持ち運びたくありません。さらに訪れるシーズンによっては雨季シーズンだったりもするため、すぐ乾くのは非常に大事です。
1度生乾きになってしまうと悪臭に悩まされることになりますし、新しく買い直すにしてもいいタオルと出会えるか分かりません。
また、ビーチに遊びに行った時には砂浜の上に敷く事もできるので大き目サイズを持っていくのがおすすめです。
日本食
長期で海外に行くと、やっぱり「日本食は最強で最高だな」と思うし、日本食がめちゃくちゃ恋しくなります。
そんな時におすすすめのアイテムが「ほんだし」です。ほんだしを使うだけで日本を感じれますし胃袋がホッとします。他にも好きな日本食アイテムがあれば持っていくことをおすすめします。
醤油は中国製でも良ければ、だいたいどこの国でも手に入りますが「ほんだし」はなかなか手に入りません。醤油にもこだわりがあるなら日本から好きなメーカーの醤油を持っていきましょう。
他にも「味噌汁」「梅昆布茶」「お茶漬け」なんかもココ1番で日本食が恋しくなった時には助けられました。
まとめ
先進国であれば、ほとんどのアイテムは手に入りますし、発展途上国だとしても人々が生活している以上、日用品(薬など)も手に入ります。
ですが、日本国で生活していた私たちとしては日本製品が使い勝手もいいし、丈夫なため日本でしか手に入らない商品は購入して持っていく方がいいと思います。
1度日本を出発してしまうと中々日本のアイテムを手に入れることは難しいと思いますので、慎重に持ち物リストを選定してきましょう。
旅の準備をしている時が、1番ワクワクして1番ソワソワしちゃいますよね。
ステキな旅ライフを!
長期旅行・世界一周する方向けに、耳より情報をまとめていますので気になる記事あればご覧ください。
長期旅行耳より情報