このような疑問にお答えします。
本記事のテーマ
ワーキングホリデーに初めて挑戦しようと考えている方へ、ワーキングホリデーのメリットやデメリットを詳しく丁寧に解説します。
ワーキングホリデー(ワーホリ)
- ワーキングホリデーとは
- ワーキングホリデーのメリット
- ワーキングホリデーのデメリット
- ワーキングホリデーで気を付けること
- まとめ
目次
ワーキングホリデーとは
まずは、ワーキングホリデーについておさらいしましょう。
ワーキングホリデーとは、日本国籍を有する18歳~30歳までの人が対象となります。
この記事を書いている現時点では、世界26ヵ国へワーキングホリデー制度を利用して行くことが可能です。
ワーキングホリデーを利用して行くことが可能な国はこのようになっています。
【オセアニア地域】
オーストラリア、ニュージーランド
【ヨーロッパ地域】
イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アイスランド、リトアニア、オランダ、スウェーデン、エストニア
【南米地域】
アルゼンチン、チリ
【北米地域】
カナダ
【アジア】
韓国、台湾、香港
僕自身は、オーストラリアに2年間、ニュージーランドに1年間ワーキングホリデーとして滞在していました。
実際に滞在したからこそ分かるメリットとデメリットがありますので詳しく解説していきます。
ワーキングホリデーのメリット
メリット
①多国籍な環境で日常生活を経験できる
②人生の選択肢を増やす事が出来る
③自信がつく
詳しく解説してきます。
①:多国籍な環境で日常生活を経験できる
1番のメリットは、日本では経験できない体験を手に入れることができることです。
言葉、人種、文化、歴史が違えば、日本では思いもつかないような出来事の連続です。
最初のころは、バスに乗るだけでドキドキし、スーパーに行くのが楽しみだったりします。
更に、長期滞在すればコミュニティも出来てきます。
「語学学校」「アルバイト先」「シェアハウス」などで沢山の出会いが待っており、一生涯付き合う友達も出来ることでしょう。
他にも、ワーキングホリデーを上手く活用すれば「遊んで」「学んで」「稼ぐ」ことができます。
「遊んで」「学んで」「稼ぐ」を通して忘れることが出来ない経験を得ることができるはずです。
②:人生の選択肢を増やす事が出来る
日本という枠から出ることで見える世界があります。
いかに自分が固定概念や日本社会にしがみついて生きてきていたかを実感することでしょう。
多種多様な価値観に触れる事で、人生には沢山の選択肢が溢れていることに気づくはずです。
僕の周りの海外生活を通して出会った友人の中には、こんな人たちがいます。
・ワーキングホリデーで出会った人と結婚しオーストラリアに移住した人
・美容師のスキルを活かしてオーストラリアの美容室で働いている人
・アルバイト先の飲食店に就職し、永住権を取得し住んでいる人
・飲食店をオーストラリアで起業し、数店舗経営している人
ワーキングホリデーで大きなきっかけを作り、人生のターニングポイントを迎えた人たちの一例です。
1度日本を飛び出てみてはいかがでしょうか。
海外生活が合わなければ日本に帰国すればいいだけです。
③:自信がつく
ワーキングホリデーを経験すると自信がつきます。
新しい事へチャレンジした事がある人や少数派の経験をしている人は、精神的に強くなります。
それは、新しい事へのチャレンジは少なからずストレスが生じ、大変なこと・上手くいかない事を経験し自分の力で解決する必要があるからです。
初めての海外生活は、ワクワク・ドキドキの気持ちよりも「大丈夫だろうか」「うまくいくかな?」という不安な気持ちの方が大きく辛い思いもするでしょう。
しかし、異国の地での長期滞在した経験は大きな財産としてあなたに残ります。
この経験は、財産であり資産です。それも減る事のない資産です。
ワーキングホリデーで経験した体験は、あなたの自信に姿を変えてくれることでしょう。
ワーキングホリデーのデメリット
デメリット
①日本を長期で離れることになる
②年齢制限がある
詳しく解説していきます。
①:日本を長期で離れることになる
ワーキングホリデーの1番のデメリットは、日本を長期ではなれることになるだと思います。
ワーキングホリデーに今一歩踏み出せずにいる多くの人は、この問題が大きく関係しているのではないでしょうか。
・彼氏彼女(もしくはパートナー)がいるため長期で日本を離れるのに抵抗がある
・会社を辞めてしまうことで再就職が不安
・家族と離れ離れになってしまう
皆さん1人1人の置かれた環境が違うため、ワーキングホリデーを「経験する」「経験しない」を決めるのはみなさん次第です。
みなさんに少しでも行くチャンスがあれば、是非チャレンジしてみて欲しいと思います。
会社を辞めてしまうと再就職に不安を抱える人も多いと思います。ワーホリ後の再就職に関する記事も書いてますので合わせてご覧ください。
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参考【帰国後】ワーキングホリデー後の再就職はどうしたらいい?【徹底解説】
続きを見る
②:年齢制限がある
そうなんです。ワーキングホリデーには年齢制限があります。
前半で説明したように日本国籍を有する18歳〜30歳までの人が対象です。
厳密に言うと、31歳になるまでに申請可能です。
ビザ発給有効期限が1年以内の国もあるので、30歳と364日(ほぼ31歳)でビザ発給されれば31歳と363日(ほぼ32歳)までに入国可能です。そうすればそこから1年間のワーキングホリデーを楽しむ事ができます。
とはいえ、年齢制限があるため「いつでも、誰でも」利用できないのはデメリットだと思います。
若い人ほど色んな国のワーキングホリデーを経験することができるので、沢山チャンスが眠っているともいえます。
ワーキングホリデーで気をつけること
ワーキングホリデーで気をつけることは、「目的」を明確に持つことです。
例えば、語学学習であれば「TOEIC700点」のような「具体的な数字目標」と「いつまでに達成する」という期間を決めればよりいいでしょう。
漠然と「海外生活してみたい」のような抽象的な目的でもいいですが、本来「海外生活してみたい」は目的ではなく手段です。
「海外生活してみたい」の先に、あなたが「海外生活してみたい」と心の底から思った理由が目的のはずです。より具体的な目的を持つことが、ワーキングホリデーを有意義な時間にしてくれると思います。
日本人がよく陥りやすい傾向としては、日本人コミュニティで全ての生活が完結してしまうパターンです。
シェアハウスの人も日本人、学校で話す人も日本人、アルバイト先も日本食レストラン、ほぼ日本語しか使っていないパターンです。
適度に日本人コミュニティに参加するのはいいと思いますが、せっかく日本を離れ海外に来たのに日本と同じような生活をしてしまっては大変もったいないと思います。
同じ日本人同士で過ごすのは、言語も文化も一緒なため一緒に居て楽ですが環境に甘えすぎないように注意しましょう。
まとめ
ワーキングホリデーは、語学勉強と海外で仕事を経験する事ができる非常に素敵な制度です。
自分の目的に合わせてワーキングホリデーを上手く活用して下さい。
ワーキングホリデーへの理解に少しでも貢献出来たら嬉しいです。
英語初心者の方向けに、「英語留学失敗しない」記事を書いてますので興味ある方は読んでみてください。
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参考【英語初心者向け】英語留学に失敗しない4つのポイント【経験者談】
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